MATERIAL
取り扱い原料・商品
モリンガ
有機JASモリンガ原料ラインナップ
フィリピン産: モリンガ葉粉末(国内殺菌200メッシュ) |
常時在庫 |
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フィリピン産:モリンガ葉刻み | 常時在庫 |
その他、モリンガとココナツを組み合わせた素材や、種子・オイル・花・根なども開発予定です。
モリンガとは
モリンガは、亜熱帯・熱帯地域にのみ分布し、原産は諸説あります。
しかし、フィリピン産モリンガ(マルンガイ)は、「枝ぶり」・「葉」・「種子」・「根」などの形状と含有成分が他国産と大きく異なるところから、
本農園で栽培する有機JASモリンガは、フィリピン原産品種と位置付けご案内をしております。
古代ギリシアや古代中国医学に影響を与えた世界最古の医学書『アーユルヴェーダ:3500年前(紀元前1500年)確立 』に、 モリンガに300の病に対し改善治癒効果が有ったと記述されています。
フィリピン諸島は、西暦1521年にマゼラン(ポルトガル人:Ferdinand Magellan)によって発見されました。 そのマゼランが病で倒れた時モリンガを食したと伝えられていることから、 フィリピン共和国に於けるモリンガの食歴の長さを伺い知る事が出来ます。
モリンガは、さまざまな疾病の改善治癒効果と、庶民の食生活に於いて欠かせない薬膳野菜である事から、 フィリピン共和国政府にてナショナル・ベジタブルに申請中です。
食歴3500年のモリンガが現代社会で益々注目を浴びてきています。
学名 | モリンガ(Moringa oleifera-Lam) |
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和名 | ワサビノキ (単型・ワサビノキ科/双子葉植物・落葉樹) |
フィリピン名 | マルンガイ(Malunggay) |
俗称 | 奇跡の木・ミラクルツリー・生命の木 |
注目のスーパーフード
有機JASモリンガ乾燥葉に含有される20種類のアミノ酸とその働き
【非必須アミノ酸】 | 含有量 / 100g中 | 働きと効果 |
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アラニン | 1.55g | 肝臓のエネルギー源となり、アルコール代謝改善サポート |
グルタミン | 分析試験中 | 筋肉や胃腸の正常な働きや免疫力アップ、肝機能をサポート |
グルタミン酸 | 2.86g | 速効性のあるエネルギー源で、大豆や小麦に含まれる |
アルギニン | 1.40g | 血管の正常な機能や免疫力アップをサポート |
アスパラギン酸 | 2.26g | 速効性のあるエネルギー源で、アスパラガスに多く含まれる |
アスパラギン | 分析試験中 | エネルギーの生産をサポート |
システイン | 0.37g | 皮膚のメラニン色素の生産を抑える |
プロリン | 1.24g | 皮膚を構成するコラーゲンの主原料、天然保湿成分に必要なアミノ酸 |
グリシン | 1.38g | 血色素成分の生産をサポート |
セリン | 1.08g | リン脂質やグリセリン酸生産の原 |
チロシン | 0.95g | 抗ストレス作用 |
【非必須アミノ酸】 | 含有量 / 100g中 | 働きと効果 |
バリン | 1.45g |
体のタンパク質を作る能力と肝機能をアップさせる
モリンガの驚くべきBCAA含有率
BCAAは、瞬発力と持久力アップから≪ハイパワープロテイン群≫とも言われています。20種類のアミノ酸が高数値であると同時にベストバランスである事がご確認いただけます。 特筆すべきは、BCAA=バリン・ロイシン・イソロイシンの理想的な含有比率(1:2:1)をナチュラルな状態で保っていることです。天然BCAA、緑のプロテインとも評されます。 |
ロイシン | 2.24g | |
イソロイシン | 1.16g | |
メチオニン | 0.46g | 肝機能をサポート |
フェニルアラニン | 1.47g | 肝機能をサポート |
トリプトファン | 0.53g | セロトニン生産をサポート |
ヒスチジン | 0.61g | 副交感神経を鎮静させ、貧血改善をサポート |
スレオニン | 1.19g | 肝機能をサポート |
リジン | 1.52g | カルシウムの吸収を促進 |
タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル等の栄養素と、アミノ酸群は人の成長や生命維持に必要である事はご存じの通りです。
モリンガは、そのアミノ酸群の中でも人体内で生合成出来ない、 又は合成速度が極度に遅いため必要量を満たせない必須アミノ酸全9種を高数値、ベスト・バランスに含有しています。
それに加えファイトケミカルなど多種多様な有効成分の理想的な自然配合の妙から、多数の研究者より現在地球上で発見されている可食植物中、 “モリンガに勝るものはない”とまで評価されています。
GABA(遊離γ-アミノ酪酸)高含有
GABAは動植物を問わず、自然界に広く分布している物質ですが、人をはじめとする哺乳動物の脳や脊髄に特に多く存在します。
旨味調味料成分として知られるグルタミン酸は「興奮性」の神経伝達物質ですが、GABAは反対に「抑制性」の神経伝達物質と言われています。
ストレスの多い現代人の脳ではグルタミン酸の分泌量が増えやすくなります。 そして脳内のグルタミン酸量が多くなると神経が常に高ぶった状態となり、全身に悪影響を及ぼすと言われ、その代表的な症例は血圧の上昇です。
グルタミン酸の興奮性を抑えるブレーキ役としての機能性を持つGABAは、医学界、医薬品業界、食品業界に於いて大いに注目されています。
- 有機JASモリンガ100g中には、GABAが347mgも含有されています。
- 植物中、GABA(γ-アミノ酪酸)を最も多く含有するのトマトです。 そのトマトの含有量は60~63mg/100g中ですから、モリンガの「347mg/100g中」と云う数値がどれほど驚異的なものかご理解頂けると思います。
- GABA含有量:トップ3(100g中)
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【野菜類】 ①トマト:約63mg ②ジャガイモ:約35mg ③茄子:約20mg
【果物類】 ①温州みかん(貯蔵):約30mg ②ぶどう:約24mg ③温州みかん:約18mg
【穀類】 ①発芽玄米:約10mg ②胚芽玄米:約4mg ③白米:約1mg
その他の栄養成分
モリンガの驚異的実像を他の食品と比較し、数字で表現してみました。
これだけでもモリンガが「奇跡の木」「完全植物」と呼ばれる所以をご納得頂ける事でしょう。
しかし、モリンガの脅威はこの程度ではなく、体内で造り出せない必須アミノ酸も驚くほどの高数値で含有しているのです。
当然、「各種疾患からの回復効果と予防」「虚弱体質改善」が十分に期待できます。
栄養素 | 100g中 | 比較 |
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ビタミンA | 2580μg | ニンジンの4倍 |
ビタミンC | 11mg | オレンジの7倍 |
カルシウム | 1230mg | ミルクの4倍 |
カリウム | 1720mg | バナナの3倍 |
ビタミンB | 下記参照 | ホウレン草の35倍 |
ビタミンB群 | モリンガ | ほうれん草 | 倍率 |
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ビタミンB1 | 0.37mg | 0.05mg | → 7.4倍 |
ビタミンB2 | 2.38mg | 0.11mg | → 21.6倍 |
ナイアシン | 18.8mg | 0.3mg | → 62.6倍 |
ビタミンB6 | 1.34mg | 0.08mg | → 16.7倍 |
ビタミンB12 | 野菜・果実には含有されていない | ||
パントテン酸 | 1.77mg | 0.13mg | → 13.6倍 |
ビオチン | 86.1μg | 6.90μg | → 12.2倍 |
葉酸 | 890μg | 110μg | → 8.0倍 |
TOTAL | 約25mg | 約0.7mg | → 35.7倍 |
フィリピン産モリンガについて
安定供給を求めて
広大な農園:55ヘクタール=東京ドーム約12個分
※有機JAS農園として40ha
年間100t以上供給目標
安定供給可能
作付面積も増やしており、年間100トン以上供給を目指す!
- <モリンガを取り巻く、世界と日本の現況>
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欧米に於いては、モリンガの有効性に着目した科学者や専門家の研究結果から、 既に医薬品及びサプリメントや化粧品類などの主力原料として定番化され、数多の特許が出願されています。
一方、日本では今ようやく次世代主力原料として注目され始めました。 その様なところから日本の亜熱帯性地域に於いてモリンガ栽培をチャレンジされているようですが、 本来の亜熱帯とは異なる気象現象と云う越え難い大きなハードルが立ちはだかっている事でしょう。
最低気温24℃以下の日が二日間も続くとモリンガ本来の鮮やかな緑色の葉が黄色に変色、その全てが落葉してしまいます。 本来の亜熱帯とは言えない地域と、トロピカルなフィリピンとでは気象条件に大きな格差が生じる事は隠しようのない事実です。
世界最高品質を求めて
農場内に加工場があり、葉を収穫してすぐに乾燥から粉砕まで行うことで腐敗等をなるべく抑制し、新鮮なモリンガ原料の供給を可能にしています。
日本人農園長24時間常駐(居住)
農園長/農業技術部・最高顧問 正田関己石 師
高度な日本の農業及び植林技術を広く、そして深い経験と弛まぬ研究心で、正田関 己石先生の指導の下、播種⇒育苗⇒定植⇒メンテナンス⇒収穫までスタッフ一同、一丸となり世界一のモリンガ農園を目指しています。
明確なトレーサビリティ
本農園は、農林水産省が策定する
≪食品トレーサビリティ・システム『実践的なマニュアル』≫
を順守。
消費者様の「信頼」と、「安全・安心」を確保し、貴社の企業リスク回避と、確かな繁栄に寄与できるモリンガ原料を供給しています。
生活用水が流れ込む河川敷などで採取された栽培元不明のワイルドモリンガは、重金属(ヒ素・カドミウム・水銀・鉛など)や高濃度の農薬を吸い上げている危険性があります。
水質及び土壌検査と残留農薬試験結果が優良で明朗な農園で栽培収穫された背番号つきモリンガ原料採用が、企業リスク回避の必須条件だと考えます。
各種自社分析
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・ビタミン群・アミノ酸群・ミネラル等の成分分析
・総クロロフィル(クロロフィルa・クロロフィルb)試験
・ORAC値試験
・貴金属試験
・残留農薬試験
・各種微生物試験 -
・残留二酸化イオウ試験
・急性経口毒性試験=LD50テスト
・土壌試験・JPM農園M字及びS字(重金属、ヒ素、カドミューム等)
・洗浄水試験
・PL保険加入(日本支社NaFT)
・農園及び加工工場共に有機認証(JAS・USDA・EU)
など、世界や日本で通用する品質管理を目指します。
世界の人々のために
<地球の環境保全・改善に役立つモリンガ>
モリンガは作付けから8カ月で2.5~3m、一年半で7~8mにも育つ成長力旺盛な樹木です。 約三年で成木となりますが、CO2(二酸化炭素)を杉の木の50倍以上も吸収し、 私たちが暮らす地球の温暖化防止と改善に大きく貢献してくれる有用植物です。
国連/世界食糧計画(WFP= World Food Programme)では、極貧地域の人々の栄養補給及び、 地球規模のテーマ・CO2削減の 両面からミラクルツリー・モリンガの植林を強く推奨しております。
フィリピン共和国モリンガ財団(MPFI設立)
フィリピン共和国モリンガ財団とは
1. モリンガをフィリピンの代表する農産物(バナナ、ココナッツ)と同等に
2. 雇用の創出に
3. 休耕農地の再利用に
4. マージナルエリアの有効利用
モリンガ財団はフィリピンにおいて農業の底辺拡大を通して雇用の創出を目的としております。 アジア第2位の労働人口国であるフィリピンでは2050年度まで豊富な労働力が増加傾向を辿る一方で、 二次産業に遅れを取っていることから、就業できない若い労働者が溢れることが予測されております。
モリンガ財団はこのような若者にモリンガを代表的農産物にする事で雇用の機会を与えていきます。
モリンガ財団加入
弊社はモリンガ財団に加入しています。